水間鉄道の2両まるごとジャック!東京製綱様の車内広告プロジェクト
空に跳ねるクジラと明石海峡大橋!
地元を走る電車のなかで、パッと目を引くカラフルなポスター。今回は、東京製綱株式会社様の高校生向けリクルートポスターのデザインをご紹介します。
今回コタデザインが手がけたのは、貝塚~水間観音間を走行する水間鉄道の車内広告。2両編成の車内すべての広告枠をジャックする、大規模なプロモーションです。
ターゲットは地元の高校に通う学生のみなさん。
企業としての知名度や信頼度を高めるため、「あれ?」と足を止めてしまうような、楽しさと違和感の混在する世界観を目指しました。
もともとはB3サイズを2枚繋げて見せる形式でしたが、今回はより一体感の出る「B3ワイドサイズ」を選択。
明石海峡大橋のダイナミックなフォルムを、切れることなく1枚の横長ビジュアルで見せるためのご提案です。
爽やかな夏の空を、海の生き物たちと駆け抜ける異世界感
7月〜9月の掲載ということで、テーマは「夏」。
巨大な橋やクレーン、海洋生物、入道雲といったモチーフをポップな色使いでコラージュし、不思議で楽しいポスターにしました。
イルカやクジラ、マンボウなどの海洋生物と、空をいっしょに駆け抜けるような疾走感で乗客の視線を惹きつけます。
そこに東京製綱様の技術が関わるモチーフ(明石海峡大橋、クレーン、ロープウェイなど)を配置。イラストに負けないカラフルな処理にしました。

カラフルな背景やモチーフに負けないイラスト
東京製綱様の制服を着た躍動感ある若い男女を描き、ハツラツとした未来を表現しました。
夏らしさを伝えるため、イラストは涼し気な「青」をベースに作成しています。ただ、制服も青色のため、そのままでは全体が単調になってしまう懸念がありましたので主に3つの工夫をいたしました。
工夫1
青のなかに補色のオレンジを差し色として効かせることで全体にメリハリをつけ、ベースの青を鮮やかに引き立てました。
工夫2
ハイライトの表現を強く入れることで、より爽やかで生き生きとした印象に仕上げています。

工夫3
周囲に配置した海の生き物たちは、水彩のような淡い配色に。涼し気で軽やかな雰囲気を演出しています。

ただ綺麗なものを作るだけでなく、その企業が持つ技術や背景を理解し、届けるべき相手に響くビジュアルを形にしたいと考えています。
これからも、クライアント企業様の「想いにコタえる」デザインをお届けしていきます。
ちょっと余談です…
デザイン作業に入る前に、水間鉄道へロケハンに赴きました。実際の車両を確認し、金属のくわえ幅(ポスターを固定する枠のサイズ)なども細かくチェックしました。
ロケハン中は、初めて乗る水間鉄道のローカル線ならではの風情を満喫。
さらに「天然温泉 清児の湯」に寄り道するお風呂好きな大石なのでした。
皆様も貝塚に行かれる際はぜひ、水間鉄道に乗ってみてください♪

