上質なバームクーヘン「治一郎」様を象徴する、想いを込めたピンバッジのデザイン
ピンバッジ製作事例のご紹介です。
株式会社ヤタロー様より、バームクーヘンブランド「治一郎(じいちろう)」様のスタッフ用ピンバッジの製作をご依頼いただきました。
込められた想いを形に
治一郎様のバームクーヘンはしっとりとして風味も豊かで、実は私たちコタデザインのスタッフも大ファン。個包装が便利なため、手土産にも重宝しています。
「治一郎」というブランド名は、ひたむきな“ものづくり精神”に敬意を表し、当時の職人の一人のお名前をとって名付けられたそうです。商品の美味しさはもちろんのこと、パッケージのデザインやディスプレー、接客に至るまで、徹底して創意工夫に努められている姿勢には感銘を受けました。
ご依頼を受けましたピンバッジ製作には、「『治一郎』を支えるスタッフを労いたい」「誇りを持って働いてほしい」という、企業様の温かい想いと、ブランドにふさわしい「上質さ」と「特別感」を両立させることが求められます。
「単なるノベルティではなく、スタッフの栄誉と絆を象徴する特別なバッジを作りたい。」
この想いにコタえるデザインを意識しました。

地金の輝きで表現する黄金のバームクーヘン
治一郎様が追求する「本質的な上質さ」を表現するため、あえてピンバッジに色を一切載せないことを提案しました。
目指したのは、丁寧に焼き上がったバームクーヘンが持つ、温かく本質的な美しさの表現です。
温かみのある黄金色の金属の質感を生かし、治一郎様の「幸せを重ねる」というテーマを形にしました。
手にした瞬間に治一郎のスタッフとしての誇りを感じていただける仕上がりとなりました。

バッジのデザインは極力シンプルにすることで、着用した方が「誇りや栄誉」を感じ、またお客様とのコミュニケーションツールの一つになれば、との想いも込められています。
年輪のデザインには、治一郎様のバームクーヘンが何層にも丁寧に焼き重ねられるように「人と人とのつながりや縁・人の輪」を象徴。共に時を刻み、絆を深めていくスタッフ間の温かい輪で、ブランドとスタッフが一体となって歴史を築いていく未来を表現しています。
そして、シンプルで重厚な金属表現の中に、アクセントとして一粒のラインストーンを埋め込みました。
スタッフ一人ひとりの努力が認められ、ブランドの中で特別な存在として光り輝いていることを表しています。
デザインから納品までワンストップで実現
お客様が抱く「上質さ」「特別感」「労いの心」という想いを、具体的なデザインコンセプトと素材選定によって具現化し、製作、納品まで一貫して担当させていただきました。
このピンバッジが、ヤタロー様のスタッフの皆様のモチベーション向上、そして治一郎ブランドへの想いを深める一助となれば幸いです。
想いにコタえて形にいたします。
ブランドの想いを形にするオリジナルグッズ、社員の誇りを高めるアワードアイテムの製作をご検討されている企業の企画担当者様。
素材の選定からデザインの落とし込み、納品まで、お客様のメッセージを最も効果的に伝えるアイテム製作をお手伝いいたします。